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ドラマチックな科学ニュース

2016年におけるドラマチックな科学ニュースをご紹介いたします。

更新日 2017-01-08

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FRUIT2016

 
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10 1重力波天文学第1節:時空のさざ波

アインシュタインが存在を予言してから100年。ようやく宇宙の時空のさざ波が観測された。重力波と呼ばれるこのさざ波は、最大級に激しい出来事によって引き起こされる。今回観測された重力波の源は、お互いのまわりを回りあいながら衝突した2つのブラックホールの合体だった。重力波はこのような巨大なエネルギー源から発生するものの、実際に観測できる世界への影響はごくわずかなため、長いこととらえられなかった。しかし、2016年2月、米ルイジアナ州とワシントン州にある超高精度検出器によって、ついに地球を通過する重力波の直接観測に成功した。さらに、その数カ月後には2回目となるさざ波も検出し、まぐれ当たりではないことも確かめられた。天文学者たちはこの成果に歓喜した。重力波を使えば、今まで見えなかったものが見られるようになる。たとえば、謎に満ちたブラックホールの直接観測も可能だ。

 出典 2016年ドラマチックな科学ニュースベスト6 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  

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羽毛の生えた恐竜の尻尾 琥珀の中から発見 リアル ジュラシック・パーク

ミャンマーの市場で見つかったその小さな琥珀は、危うく宝石になってしまうところだった。だが、幸運にも古生物学者の手に渡り、12月に恐竜の尾の一部が含まれていると発表された。最初、9900万年前のこの恐竜の尾は、植物の一部だと勘違いされていた。しかし、くわしい調査の結果、実際は骨と羽毛に覆われた軟部組織であることがわかった。さらに分析を進めた結果、この尾は幼いコエルロサウルス類のものであるらしいこともわかった。コエルロサウルス類は、ティラノサウルスや現在の鳥類につながる恐竜だ。この発見は、羽毛の種類と恐竜を直接照合できる手段をもたらしただけでなく、琥珀からさらに多くの驚くべき発見が得られることを示唆している。

 出典 2016年ドラマチックな科学ニュースベスト6 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  

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太陽系で住めそうな5つの優良物件【惑星】を徹底比較!

地球外惑星に生命のしるしを見つけたいという私たちの遠い希望が、8月に少しばかり手元にたぐりよせられた。太陽系から最も近い隣の恒星プロキシマ・ケンタウリに惑星があることが明らかになったからだ。プロキシマ・ケンタウリまでの距離はわずか4.24光年。人類が世代を経ずに通信できる距離にあり、これまでに多くの天文学者やSF作家を魅了してきた。 今回発見されたプロキシマbと呼ばれる惑星の質量は地球と同じくらいだ。小さく赤いプロキシマ・ケンタウリとの距離は、もし水が存在するなら、地表で液体を維持できる位置にある。プロキシマbで生命探査を行えるような技術が進展するには、まだしばらく時間がかかるだろう。しかし、この惑星の存在が明らかになっただけでも、天文学者にとっては朗報だ。

 出典 2016年ドラマチックな科学ニュースベスト6 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  

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頂上決戦!巨大ワニVS殺人サメ

1月には、史上最大の海生ワニの化石が見つかったというニュースが科学者たちを驚かせた。チュニジアの砂漠で見つかった頭骨などの化石から、このワニは、成長すると体長10メートル、体重3トン以上になると考えられている。 1億2000万年前に生きていたこのマキモサウルス・レックスは、1億4500万年前ごろのジュラ紀末に起きたと言われる大量絶滅の謎を解く重要な手がかりとなる。古生物学者たちは、そのような大量絶滅が起きたのであれば、マキモサウルス属を含むテレオサウルス科も絶滅したと考えていた。しかし、その後の時代からマキモサウルスの化石が発見されたことで、海生ワニの一部が生き延びていたことだけでなく、大量絶滅自体が当初考えられていたよりもゆっくりと起きていた可能性も取りざたされている。

 出典 2016年ドラマチックな科学ニュースベスト6 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  

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NASAの木星探査機ジュノー、まもなく木星に到達 【大和魂+α】

NASAの木星探査機ジュノーは、28億キロをわずか5年で航行し、7月に太陽系最大の惑星の軌道に突入するという危険なミッションを成功させた。ジュノーの打ち上げは2011年8月。人工物が木星を周回するのは、2003年のガリレオ探査機以来となる。太陽電池を搭載したジュノーは、木星の構造や強力な磁場の調査にあたる計画だ。この探査は、今後何十年間かにわたる氷の衛星エウロパ探査への道を開く可能性がある。周回軌道に達するまでに、ジュノーは長い宇宙の航海に耐え、さらに木星の強烈な放射線帯を通過しなければならなかった。7月4日、風車のような形をしたジュノー探査機は回転速度を上げて、木星の周回軌道への突入を成功させた。その後、ジュノーからはすばらしい画像や大量のデータが続々と送られており、天文学者たちも歓喜している。(参考記事:「嵐とオーロラの木星の極地、探査機ジュノーが撮影」)

 出典 2016年ドラマチックな科学ニュースベスト6 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

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